大分県
大学院卒業以来に大分に日帰りの旅行をして参りました。 ゆふいんの森に乗車して大分に向かい、磯崎新氏の設計の木造の湯布院駅のそばの坂茂氏の設計の 由布市ツーリストインフォメーションセンターを拝見し、その足で隈研吾氏の設計のCOMICO ART MUSEUM YUFUINを拝見してきました。 前者はポンピドゥー・センター・メッスのような躍動感のある建物でした。 後者は庇のイメージは根津美術館のような形状をしていましたが、焼杉の雰囲気が周りの自然とうまく溶け込んだ佇まいでした。 その後、大分市内に移動して同じく坂茂氏の設計の大分県立美術館と塩塚隆生氏設計の大分市誕生100年記念モニュメントを拝見してきました。 大通りに面した大分県立美術館はすっきりとした佇まいで新鮮な印象でした。 モニュメントは周囲の広場になじんだ感じがしました。 久しぶりの大分駅前は随分変わった印象で、大学時代に記憶しているものとは別の景色のように栄えており、 ゆふいんの森の車窓からは大学時代に設計課題の場所であった豊後森機関庫も見れて懐かしい風景でした。
湯布院駅
由布市ツーリストインフォメーションセンター
COMICO ART MUSEUM YUFUIN
大分県立美術館
大分市誕生100年記念モニュメント
栃木県
2泊3日でクラインダイサムアーキテクツの設計のリゾナーレ那須POKOPOKOに宿泊目的で栃木県の建築物をみてきました。 リゾナーレは体験型の宿泊施設で畑仕事や森林散歩・ピザづくり体験等いろいろ楽しめます。 まずは中村拓志氏の設計の録museumでランチを食べて目的のPOKOPOKOに向かいました。 録museumは木々を避けて建物ができており周りの木々と一体的に佇まい、有機的な建築で自然との共存がされている感じが伺えました。 経年変化で一部床が剥げていましたが、内部空間は光と湾曲した壁で豊かな空間となっており心地が良い感じがしました。
録museum
リゾナーレ那須POKOPOKO
栃木県2
この日は隈研吾氏の設計の石の美術館・那須歴史探訪館と伊藤麻理氏の設計の那須塩原図書館みるると 内藤廣氏の設計のフォレスト益子を拝見してきました。 石の美術館は外部と内部の開口部は同じではありますが、小さな開口部から漏れる光が内部から見える光と 外部から見る開口部の印象が異なる印象で、外壁は水盤により虚像が映しだされています。 ドイツのコロンバ美術館とはまた違った印象でした。みるるは天井が折り紙のように勾配天井が変化し、 いろいろな個所から違った景色が見え、階段からの人の導入や棚の配置の見せ方などの演出などがドラマチックに感じました。
石の美術館
那須歴史探訪館
那須塩原図書館みるる
栃木県3
マウントフジアーキテクツスタジオの設計の道の駅ましこを拝見した後、内田文雄氏の設計の茂木町まちなか文化交流館ふみの森もてぎと、 隈研吾氏の設計の那珂川町馬頭広重美術館・宝積寺駅・ちょっ蔵広場を拝見してきました。 駅ましこは最大スパン32mとなる屋根架構を成立させている姿は開けた土地の周りの山々とリンクして雄大な感じがする建物でした。 那珂川町馬頭広重美術館は低層の建物で屋根の繊細なルーバーの木々と竹林の立ち姿がマッチして美しく見えました。
道の駅ましこ
茂木町まちなか文化交流館ふみの森もてぎ
那珂川町馬頭広重美術館
宝積寺駅
ちょっ蔵広場